ヒガンバナ科 |
ネギ属
アリウム属
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名称 | ミツカドネギ(三角葱)アリウム・トリクエトルム |
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英名 | Three-cornered leek |
学名 | Allium triquetrum |
名の由来 | 種小名の「triquetrum」、英名の「Three-cornered leek」、「ミツカドネギ」は、花茎の断面が三角形なので。 |
性状 | 多年草/夏季休眠/球根(鱗茎) |
大きさ | 高さ:15~60cm/葉身長:10~50cm/葉幅:5~20mm/花径:1.5〜2cm/鱗茎径:1.5〜3cm |
形態 | 地下部に鱗茎ができる。葉は扁平な紐状で、地際から叢生する。葉の裏側中央には稜がある。葉や茎は傷つけるとネギやニラのような香りがある。4~5月頃、花茎を立ち上げ、茎頂に袋状の総苞で包まれた花序ができ、総苞が開いて釣鐘形の花を3~15個下向きに咲かせる。花被片は白色で内側中央に緑色の筋が入り、6枚が半開し、外側にやや反る。花茎は3稜形で断面は三角形。果実は蒴果。夏には地上部が枯れ、休眠する。 |
原産地 | 地中海沿岸(南西ヨーロッパ、北西アフリカ、北大西洋のマデイラ諸島、カナリア諸島) |
生育 | 牧草地や小川の脇などの日当たり〜半日陰でやや湿り気のある場所に自生する。強健で、世界各地や日本でも帰化している。 |
利用 | 全草が食用として利用される。葉や花は炒め物に、球根はピクルスなどにされる。 |