TOPへ戻る
最終更新日:2021.10.15
ヒガンバナ科
 
Allium(アリウム)
ネギ属
アリウム属
名称

ミツカドネギ(三角葱)

アリウム・トリクエトルム
英名
Three-cornered leek
学名
Allium triquetrum
名の由来
種小名の「triquetrum」、英名の「Three-cornered leek」、「ミツカドネギ」は、花茎の断面が三角形なので。
性状
多年草/夏季休眠/球根(鱗茎)
大きさ
高さ:15~60cm/葉身長:10~50cm/葉幅:5~20mm/花径:1.5〜2cm/鱗茎径:1.5〜3cm
形態
地下部に鱗茎ができる。葉は扁平な紐状で、地際から叢生する。葉の裏側中央には稜がある。葉や茎は傷つけるとネギやニラのような香りがある。4~5月頃、花茎を立ち上げ、茎頂に袋状の総苞で包まれた花序ができ、総苞が開いて釣鐘形の花を3~15個下向きに咲かせる。花被片は白色で内側中央に緑色の筋が入り、6枚が半開し、外側にやや反る。花茎は3稜形で断面は三角形。果実は蒴果。夏には地上部が枯れ、休眠する。
原産地
地中海沿岸(南西ヨーロッパ、北西アフリカ、北大西洋のマデイラ諸島、カナリア諸島)
生育
牧草地や小川の脇などの日当たり〜半日陰でやや湿り気のある場所に自生する。強健で、世界各地や日本でも帰化している。
利用
全草が食用として利用される。葉や花は炒め物に、球根はピクルスなどにされる。
ミツカドネギ
千葉県習志野市、店舗、鉢植え
2018.3.26
ミツカドネギ
千葉県習志野市、店舗、鉢植え
2018.3.26
TOPへ戻る