パイナップル科 |
ツツアナナス属
ビルベルギア属
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名称 | ヨウラクツツアナナス(瓔珞筒アナナス)ビルベルギア・ヌタンス |
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英名 | Queen’s tears |
学名 | Billbergia nutans |
名の由来 | 「瓔珞」とはインドの貴族の装身具、または仏堂、仏壇の装飾品で、宝石や貴金属が連なり垂れ下がる。「ヨウラクツツアナナス」は、花が瓔珞のように垂れ下がる様子から。 「nutans」は“うなだれた、ぶら下がった”の意。花をぶら下げるようにつけることから。 |
性状 | 多年草/常緑/着生植物 |
大きさ | 高さ:30~40cm/葉身長:25〜35cm/葉幅:1〜2cm/花径:1.5cm |
形態 | 樹木や岩に着生、または地上に根を張り、剣状で軟質の葉がロゼット状の株になる。養水分は葉から吸収する。葉は剣状で、細かな鋸歯があり、緑色だが、強光下では、赤味がかったオリーブグリーンになる。若いうちは葉幅が狭く、やがて幅広になってやや波打つようになる。開花期は不定期で、期間は1〜2週間。株の中心部から花茎を伸ばし、先端に花序を作り、ピンク色の苞の中から管状の3弁花を咲かせる。花序の先端は枝垂れて、花は下向きになる。筒状の萼はピンク色で、先端が3裂して縁が青紫色。花弁は黄緑色で縁が青紫色。花弁先端は外側に反り返り、雄しべ、雌しべが長くつき出し、葯は黄色。 |
原産地 | ブラジル、ウルグアイ、パラグアイ、アルゼンチン |
生育 | 日光を好むが、夏場は半日陰で。乾燥には強いが、葉から養水分を吸収するため、葉水をする。耐寒温度は−3℃程度。 |
利用 | 鉢植え。 |