ノウゼンカズラ科 |
ノウゼンカズラ属
カンプシス属
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名称 | ノウゼンカズラ(凌霄花) |
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学名 | Campsis grandiflora
Campsis chinensis |
名の由来 | 「凌霄花」は、漢名から。“凌=しのぐ”、“霄=空”で、蔓が天空を凌ぐほど高く登るという意味。 「grandiflora」は、“花が大きい”の意。 |
性状 | 木本/冬季落葉/蔓性(吸着根) |
大きさ | 小葉葉身長:4~8cm/花径:100~150mm |
形態 | 枝から吸着根を出して、他物によじ登って成長する。繁殖力が強く、地下茎を延ばして増え、木や壁などに沿って10mくらいまで伸びる。葉は小葉5〜13枚程からなる奇数羽状複葉で、対生する。小葉は先が尖った長卵形〜楕円形で、粗い鋸歯がある。6~9月頃、枝先に円錐花序を長く垂れ下げ、幅広い漏斗形の花を咲かせる。花は明るい橙色で、中心部は黄色く、橙色の筋が入る。花の先端は5裂して平開し、裂片は丸い。萼筒は黄緑色で、5裂し、裂片は細く尖る。 果実は細長い棒状の蒴果で、種子は扁平な円形で、両脇に翼がつく。果実はほとんどできない。 |
類似 | 「ノウゼンカズラ」は小葉が5〜13枚程。花柄が長く、花序が垂れ下がる。花冠が幅広い。 「アメリカノウゼンカズラ」は小葉が7〜17枚程。花柄が短く、花序全体が上〜横向きになる。花冠が細長い。 |
原産地 | 中国 |
生育 | 成育旺盛で耐暑性も強い。弱光では蕾が落ちるので、強光で管理する。剪定は冬に行い、3~4節残す程度に強く切る。繁殖は挿し木。耐寒温度は-5℃程度。 |
利用 | フェンス、パーゴラ、壁面緑化。 |