ニシキギ科 |
ツルウメモドキ属
ケラストルス属
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名称 | ツルウメモドキ(蔓梅擬) |
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英名 | Oriental bittersweet |
学名 | Celastrus orbiculatus var. orbiculatus
Celastrus articulatus |
名の由来 | 「ツルウメモドキ」は、モチノキ科の「ウメモドキ(梅擬) Ilex serrata」に似て、蔓性なので。 |
性状 | 木本/冬季落葉/蔓性/雌雄異株 |
大きさ | 葉身長:3.5~10cm/雌花径:6mm/雄花径:8mm/果径:7~8mm |
形態 | 茎は直立し、分枝する。枝が他物に達すると茎は細く柔軟になって、巻きつく。葉は先が急に小さく尖った倒卵形~楕円形で、鈍い鋸歯があり、互生する。5~6月頃、葉腋から短い集散花序を作り、薄黄緑色の小さい花を十数個咲かせる。花弁は淡緑色。雌花の柱頭は3裂し、周辺に退化した雄しべがある。雄花は雌花に比べて大きく、5本の雄しべがあり、中心に退化した雌しべがある。果実は球形の蒴果で、果実の先端には花柱が残存し、10~12月頃、黄色く熟すと3つに裂け、朱赤色の仮種皮に覆われた種子が露出する。 |
品種 | 斑入り品種がある。 |
原産地 | 日本(北海道〜沖縄)、朝鮮半島、中国 |
生育 | 山野に普通に自生する。強健で栽培容易。肥沃で適湿な場所を好む。非常に成長が早い。 |
利用 | 庭木、盆栽、花材。 |