ナデシコ科 |
ムギセンノウ属
アグロステンマ属
|
名称 | ムギセンノウ(麦仙翁)ムギナデシコ(麦撫子)
アグロステンマ |
---|---|
英名 | Corn cockle |
学名 | Agrostemma githago
Silene githago |
名の由来 | 「ムギセンノウ」は、細長い葉が麦の葉に似て、花が「センノウ」に似ているので。 「ムギナデシコ」は、細長い葉が麦の葉に似て、撫子の仲間なので。 |
性状 | 一年草(秋~翌夏の越年性) |
大きさ | 高さ:60~100cm/葉身長:5~10cm/花径:25~60mm |
形態 | 茎は直立し、基部から分枝して株立ちになる。葉は全縁の線形で、ほぼ直立し、対生する。茎や葉は柔らかな毛で覆われて、白緑色になる。5~7月頃、茎の上部が分枝し、それぞれの茎頂に1個ずつピンク色の5弁花を咲かせる。萼は筒状で、先端が線形に5裂し、花弁よりも長い。花弁は中心は白色に近く外側がピンク色、中心部に縦に数本の濃色の筋が入る。果実は蒴果。 |
品種 | 花が大きく色が白や鮮桃色、矮性などの品種がある。 |
原産地 | ヨーロッパ、西アジア |
生育 | 自生地のヨーロッパでは麦畑の雑草。強健で栽培容易。水はけよく。繁殖は秋に種蒔き。 |
利用 | 庭植え、空き地の装飾用、切り花。種子が有毒。 |