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最終更新日:2020.9.1
トベラ科
 
Pittosporum(ピットスポルム)
トベラ属
ピットスポルム属
名称

トベラ

英名
Japanese mockorange, Japanese pittosporum
学名
Pittosporum tobira
名の由来
「トベラ」は、枝葉を切ると悪臭があるため、扉に刺して魔よけにしたことにより、“扉”が転訛した。
性状
低木/常緑/雌雄異株
大きさ
高さ:2~5m/葉身長:5~10cm/葉柄長:5~8mm/花径:17~20mm/果径:1~1.5cm/種子長:5~6mm
形態
下部からよく分枝し、半球形の樹形になる。葉は先が丸い長倒卵形で、全縁、螺旋状に互生し、枝の先端に集まるので輪生のように見える。葉は内側に巻き込む傾向がある。若葉の時には微毛があるが、後に無毛となる。4~6月頃、1年枝の先端に集散花序を作る。花は5弁花で、咲き始めは白で、次第に黄色味を帯び、芳香がある。5個の雄しべと1個の雌しべがあるが、雄花の雌しべは小さく不稔、雌花の雄しべは葯の発達が悪い。果実はほぼ球形の蒴果で、秋に熟すと3つに割れて中から種子が出る。種子は赤橙色で、透明な粘液質の物質に包まれている。
品種
葉に斑が入るものがある。
原産地
日本(岩手県~沖縄)、韓国、台湾、中国南部
生育
海岸の崖地などに生育する。潮風や乾燥に強い。カイガラムシがつきやすい。
利用
緑地帯、防風、公園樹、生け垣。
トベラ
千葉県千葉市、店舗
2016.4.10
トベラ
千葉県千葉市、緑地
2007.5.3
トベラ
千葉県習志野市、公園
2014.5.16
トベラ
千葉県習志野市、公園
2016.6.10
トベラ
東京都文京区、緑地
2005.11.27
トベラ
千葉県習志野市、公園
2016.6.10
トベラ
東京都文京区、緑地
2005.11.27
トベラ
雄花
千葉県千葉市、緑地
2007.5.3
トベラ
雌花
千葉県千葉市、緑地
2007.5.12
トベラ
果実
東京都文京区、緑地
2005.11.27
トベラ
果実
千葉県習志野市、街路樹
2017.12.5
トベラ
果実
東京都文京区、緑地
2005.11.27
トベラ
果実の殻
千葉県習志野市、街路樹
2019.12.25

品種

名称

‘ヴァリエガツム’‘Variegatum’

特徴
斑入り葉。
トベラ‘ヴァリエガツム’
千葉県千葉市、店舗
2016.4.10
トベラ‘ヴァリエガツム’
千葉県千葉市、店舗
2016.5.9
NOTE
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