トケイソウ科 |
トケイソウ属
パッシフロラ属
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名称 | クダモノトケイソウ(果物時計草)パッシフロラ・エドゥリス
パッションフルーツ |
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英名 | Passion fruit |
学名 | Passiflora edulis |
名の由来 | 「クダモノトケイソウ」は、果実が食用にされることから。 「Passion fruit」の「Passion」は、キリストの受難の意味で、十字架にかかるキリストを連想した南アメリカを旅行中のスペインの宣教師たちによってつけられた。 |
性状 | 木本/常緑/蔓性(巻きヒゲ) |
大きさ | 葉身長:5~10cm/葉柄長:1~4cm/花径:50~80mm/果長:5cm |
形態 | 茎は細く硬く、基部は木質化し、葉腋から出る巻きヒゲで他物に絡みつきながら成長する。葉は掌状に3中裂し、細かい鋸歯があり、互生する。温帯地域では夏〜秋頃、葉腋に一日花を咲かせる。花には白〜淡紅色の花弁5個と、同色の萼が5個があり、10花弁のように見える。花被片の内側には糸状の副冠が多数放射状にあり、基部が暗紫色の白色で、先端部は捩れる。雌しべは白緑色で、先が3つ股になる。雄しべは5本で、最初は上向きで開花数分後には下向きに回転する。果実は卵形の液果で、光沢がある赤紫色〜暗紫色に熟す。 |
原産地 | 南アメリカ(ブラジル、パラグアイ、アルゼンチン) |
生育 | 日当たりを好む。耐寒温度は5℃程度。 |
利用 | トレリスやフェンスにからませて。鉢植えあんどん仕立て。果実は食用に利用される。 |