TOPへ戻る
最終更新日:2020.7.15
ドクダミ科
 
Houttuynia(ハウタイニア、ホッタイニア、ホゥツィニア)
ドクダミ属
ハウタイニア属
ホッタイニア属
ホゥツィニア属
名称

ドクダミ(毒矯み、毒痛み)

ジュウヤク(十薬)
学名
Houttuynia cordata
名の由来
「ドクダミ」は、“毒痛みに効く”が転じたとも、“毒矯め”が訛ったという説もある。
「ジュウヤク」は、10種類の薬効があるという意味から。
「cordata = コルダータ」はラテン語で“心臓の形の”の意味。葉の形から。
性状
多年草/冬季休眠
大きさ
高さ:15~30cm/葉身長:6~8cm/葉柄長:3~8cm/花序長:1~3cm/花(苞)径:3~4cm
形態
地下茎を伸ばして増殖し、群落を形成する。葉は先が細く尖った広卵形〜ハート形で、暗緑色で、葉柄や葉縁、葉脈は臙脂色で、互生する。葉には独特の強烈な匂いがある。6月頃、茎の上部に白い花びらのような4枚の総苞片と穂状花序をつける。花には、花弁も萼もない。
品種
八重咲きや、斑入り葉の品種がある。
原産地
日本(本州~沖縄)、台湾、中国、ヒマラヤ、東南アジア
生育
湿り気のある路傍や林縁、水路沿いなどに生育する。強健で栽培容易。
利用
庭植え、グランドカバー、鉢植え。民間薬として有名。
ドクダミ
東京都新宿区、道端
2005.4.17
ドクダミ
東京都新宿区、戸山公園
2008.6.6
ドクダミ
東京都新宿区、戸山公園
2008.6.6
ドクダミ
東京都新宿区、道端
2006.5.30

品種

名称

ヤエドクダミ(八重毒矯み)

学名
Houttuynia cordata f. plena
特徴
八重咲き。
ヤエドクダミ
東京都文京区、小石川植物園
2009.6.14
名称

フイリドクダミ(斑入り毒矯み)

学名
Houttuynia cordata f. variegata
特徴
斑入り葉。
フイリドクダミ
東京都新宿区、住宅
2008.6.6
NOTE
TOPへ戻る