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最終更新日:2009.5.28
トウダイグサ科
 
Euphorbia(エウフォルビア)
トウダイグサ属
ユーフォルビア属
エウフォルビア属
名称

ハナキリン(花麒麟)

英名
Crown of thorns, Christ plant, Kiss me quick
学名
Euphorbia milii var. splendens
Euphorbia splendens
名の由来
Crown of thorns, Christ plant」は、キリストが処刑の際にかぶせられた茨の冠がこの植物だったとの説があることから。
Kiss me quick」は、花の形を唇に見立てて。
性状
多年草/常緑/多肉性
大きさ
高さ:15~200cm/茎径:0.8~2cm/葉身長:2~10cm/棘長:1~2cm/杯状花序長(苞葉を含む):10~20mm
形態
茎はグレーで多肉質、托葉の変化した鋭い棘が多数つき、直立し、やや分枝する。茎は成長しても太くならないため、自然状態では丈が伸びると倒伏して、棘だらけの茎が這うように地面を覆う。葉は明緑色で、先がやや尖った、または鈍頭のへら形で、全縁で、互生する。葉は茎の成長と共に下の方から脱落するため、茎頂部分だけにある。4〜11月頃、茎頂の葉腋から花柄を出し、数輪ずつ杯状花序を咲かせる。杯状花序は、中央に子房があり、その周囲を黄橙色で楕円形の5つの腺体が囲む。下には2個の苞葉が花弁のようにつく。苞葉は薄黄色から次第に朱赤色に変わる。花が咲くと、2個の苞葉の腋からさらに枝を出し、そこにも花を咲かせる。
品種
花(苞葉)色は、赤、桃、橙、白、黄など。園芸品種に、巨大輪系統や刺無しもある。
原産地
マダガスカル
生育
日当たりを好む。乾き気味に管理。最低温度は5℃を保つ。繁殖は、挿し木。
利用
鉢植え。茎や葉の切り口から出る白い乳液は、有毒で皮膚炎をおこすことがある。
ハナキリン
東京都新宿区、新宿御苑、温室
2005.5.13
ハナキリン
千葉県習志野市、店舗、鉢植え
2019.7.5
ハナキリン
千葉県習志野市、店舗、鉢植え
2019.7.5
ハナキリン
東京都新宿区、自宅、鉢植え
2006.3.11
ハナキリン
花から花柄が出て二重に咲いている
東京都新宿区、自宅、鉢植え
2007.7.9

品種

特徴
棘無し。
ハナキリン
東京都江東区、夢の島熱帯植物館
館内、鉢植え
2005.8.20
特徴
大きな葉が枝先にかたまってつき、花も大きく数個がボール状につく。
ハナキリン
東京都調布市、神代植物公園、温室
2009.4.28
NOTE
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