TOPへ戻る
最終更新日:2019.5.15
ツユクサ科
 
Commelina(コンメリナ)
ツユクサ属
コンメリナ属
名称

ツユクサ(露草)

ボウシバナ(帽子花)
英名
Asiatic dayflower
学名
Commelina communis
名の由来
「ツユクサ」は、朝咲いた花が昼にはしぼんで、朝露を連想させるところから。
性状
一年草
大きさ
高さ:15~50cm/葉身長:5~10cm/花径:15~20mm
形態

茎は地面を這い、節から根を出しつつ枝分かれして広がる。茎の先端は斜上する。茎は多肉で無毛、葉身は先が細く尖った狭卵形で、基部は葉鞘となって茎を抱き、互生する。6~9月頃、2つ折りになった包葉の中にいくつかの蕾ができて次々と花を咲かせる。花弁は3個で、上部の2個は青く大きいが、下部の1個は白くて小さく目立たない。膜のように薄い萼片が3個つく。両性花と雄花とがある。雄しべは6個で、長くて下まで伸びる2個だけが正常な雄しべで、他は仮雄しべで葯が黄色い蝶形をしている。雌しべは1個。果実は蒴果。

品種
花の大きなものや白花のものなどの、変種や品種がある。
原産地
日本(全土)、アジア全域、アメリカ東北部
生育
やや湿った空き地や畑の隅、道端などに自生する。
利用
花の青い色素は水で容易に流せるため、染め物の下絵を描くために用いられた。花の季節に全草を採って乾燥させたものは薬用に用いられる。
ツユクサ
千葉県千葉市、河原の土手
2012.9.8
ツユクサ
東京都新宿区、戸山公園
2009.8.12
ツユクサ
千葉県千葉市、河原の土手
2012.9.8
ツユクサ
東京都新宿区、戸山公園
2009.8.12
ツユクサ
千葉県千葉市、集合住宅
2009.8.16

品種

名称

メガネツユクサ(眼鏡露草)

特徴
花弁の周囲に白覆輪が入る。花の大きさがやや大きい。
ツユクサ
千葉県習志野市、住宅
2015.8.29
ツユクサ
千葉県習志野市、住宅
2015.9.6
NOTE
TOPへ戻る