タデ科 |
ギシギシ属
ルメクス属
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名称 | キブネダイオウ(貴船大黄) |
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学名 | Rumex nepalensis var. andreaeanus |
名の由来 | 「キブネダイオウ」は、同科の「ダイオウ(大黄) Rheum spp.」に似ており、牧野富太郎博士が貴船川流域で発見したことから。 |
性状 | 多年草/ロゼット状で越冬 |
大きさ | 高さ:50~100cm/葉身長:15~25cm/花序長:20~30cm |
形態 | 茎は太く直立し、縦に稜線がある。根生葉は長楕円形で、長い葉柄があり、基部はハート形で、葉縁は波状になる。茎生葉は卵状広楕円形。5~7月頃、茎上部が分枝し、多数の花穂をつける。花は緑色。花後、内花被片は翼状になる。内花被片は縁に鈎状の鋸歯がある。果実は痩果。冬はロゼット状で越冬する。 |
品種 | 母種に当たる「ネパールスイバ(ネパール酸い葉) Rumex nepalensis var. nepalensis」〔中国南部、ヒマラヤ、東南アジア原産〕は、「キブネダイオウ」よりもやや小形。 |
原産地 | 日本(京都、岡山) |
生育 | 河原などの比較的湿った場所に自生する。 |
利用 | 根が薬用に利用される。 |