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最終更新日:2019.2.1
タデ科
 
Persicaria(ペルシカリア)
イヌタデ属
ペルシカリア属
名称

ミズヒキ(水引)

英名
Jumpseed
学名
Persicaria filiformis
Polygonum filiforme
Persicaria virginiana var. filiformis
Antenoron filiforme f. smaragdinum
Antenoron filiforme
Polygonum filiforme var. smaragdinum
Tovara filiformis
Polygonum virginianum var. filiforme
名の由来
「ミズヒキ」は、祝儀封筒や進物にかける紅白の水引にたとえたもので、花が上から見ると赤く、下から見ると白く見えることから。
性状
多年草/冬季休眠
大きさ
高さ:40~80cm/葉身長:5~15cm/葉身幅:4~9cm/葉柄長:0.3〜0.8cm/花序長:20~40cm/花径:3~4mm/果長:3~4mm
形態

茎は直立し、やや分枝する。葉は幅広い楕円形で、逆V字形に褐色の斑紋が入ることが多く、互生する。両面に毛があり、茎や花茎にも毛がある。8~9月頃、茎頂から数本の長い花茎を出し、まばらに花をつける。花弁に見えるものは萼で、4裂し、上側が赤っぽく下側は白っぽい。2本の雌しべと5本の雄しべがつく。果実は長球形の痩果で、閉じた花被片に包まれ、褐色に熟す。痩果からは2本の花柱が花被から下向きに飛び出し、先端が鉤状に曲がり、これが動物などにひっかかると種子は勢いよく花柄から離れ、散布される。種子は褐色で光沢がある。

品種
花色が白い「ギンミズヒキ」や、葉に斑が入る品種がある。
原産地
日本(北海道~沖縄)、朝鮮、中国、インドシナ、ヒマラヤ
生育
雑木林の縁や藪、人家の周囲などに自生。
利用
庭植え。
ミズヒキ
東京都新宿区、公共施設
2007.9.13
ミズヒキ
東京都新宿区、神社
2007.6.11
ミズヒキ
東京都新宿区、戸山公園
2007.7.31
ミズヒキ
東京都新宿区、公園
2007.10.4
ミズヒキ
果実と殻を剥いた種子。バックは5mm方眼
2007.11.4

品種

名称

ギンミズヒキ(銀水引)

学名
Persicaria filiformis f. albiflorum
特徴
白花。
ミズヒキ
東京都新宿区、公園
2007.10.4
名称

フイリミズヒキ(斑入り水引)

学名
Persicaria filiformis ‘Variegata’
特徴
斑入り葉。
ミズヒキ
東京都新宿区、住宅、鉢植え
2007.6.28
NOTE
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