センダン科 |
センダン属
メリア属
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名称 | センダン(栴檀) |
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英名 | White cedar, Chinaberry |
学名 | Melia azedarach |
性状 | 高木/冬季落葉 |
大きさ | 高さ:5~15m/葉身長:30~80cm/葉柄長:10~30cm/小葉長:3~6cm/花径:20mm/果長:1.7cm |
形態 | 若い樹皮は紫褐色で楕円形の小さな横斑が点在するが、太い幹の樹皮は縦に裂ける。葉や木材には弱い芳香がある。葉は2~3回奇数羽状複葉で、長い葉柄があり、互生する。小葉は先が細く尖った長卵形で、鈍鋸歯がある。5~6月頃、若枝の葉腋に円錐花序を作り、薄紅藤色の花を咲かせる。花弁は5個で平開し、濃紅藤色の10個の雄しべが合着して円筒形になったものが突き出る。葯は円筒の内側にあり黄色い。雌しべは1個で雄しべよりも短い。花には芳香がある。果実は長球形の核果で、10~12月頃、黄褐色に熟す。果実は落葉後も枝先に残っていることが多い。 |
品種 | 若木のうちから花を咲かせる「一歳センダン」がある。 |
原産地 | 日本(関東~沖縄)、台湾、中国、オーストラリア |
生育 | 温暖な地域の、海岸近くや森林辺縁に多く自生。強健で栽培容易。成長が早い。 |
利用 | 街路樹、庭木、公園樹 。果実と樹皮は薬用に利用される。材は建築用装飾材、家具、器具等に利用される。葉は防虫剤に利用された。 |