セリ科 |
コエンドロ属
コリアンドルム属
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名称 | コリアンダーコエンドロ
シャンツァイ(香菜)
パクチー |
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英名 | Coriander |
学名 | Coriandrum sativum |
名の由来 | 「コエンドロ」は、ポルトガル語の「コエントロ Cooentro」が訛った。 |
性状 | 一年草(秋~初夏の越年性、または春~夏) |
大きさ | 高さ:60~90cm/葉柄長:5〜12cm/花径:10mm/果径:0.4~0.5cm |
形態 | 若いうちは長い葉柄の葉が根生し、付け根付近で互生して重なる。成熟すると茎を伸ばし、上部で分枝する。下部の葉は1~2回奇数羽状複葉で、小葉は細かく深裂する。上部の葉は小葉の切れ込みが深くなり線形になる。長い葉柄の基部には短い葉鞘がある。葉には強い香りがある。6~7月頃、茎頂に複散形花序を作る。花は淡紅色を帯びた白色の5弁花で、花弁は中心に向かってくるりと巻き込む。花序の外側に位置する花弁は大きく、平開する。5花弁のうち3個が大きく、1個は2裂し、4個の大きな花弁があるように見えるものが多い。雄しべは5個で、葯は薄赤紫色。果実は球形で縦に筋があり、薄茶色に熟す。 |
原産地 | 南ヨーロッパ、地中海沿岸 |
生育 | 水はけ、日当たり良く栽培。寒さに強く高温多湿に弱い。種蒔きは春または秋だが、食用に葉を収穫するなら秋が適する。 |
利用 | 若葉は中国料理、メキシコ料理、アジア料理に利用される。種子はカレー、肉料理、ケーキのスパイスに利用される。種子からアロマオイルが作られる。 |