チャービル

一年草（秋～春の越年性、または春～初夏）

高さ：30～60cm／小葉長：10〜15mm／花径：6～8mm／果長：0.7～0.9cm

茎は中空で直立し、やや分枝する。茎葉には芳香がある。葉は3回奇数羽状複葉で、長い葉柄があり、互生する。小葉は丸味を帯びた菱形で、深い切れ込みがある。4～5月頃、茎頂に複散形花序を作り、白色の花を多数つける。花弁は5個で、1個が大きく、不揃いの放射相称になる。

ヨーロッパ、西アジア、ロシア南部

水はけ、日当たり良く栽培。寒さに強く高温多湿に弱い。直根性で移植を嫌う。種蒔きは春または秋だが、食用に葉を収穫するなら秋が適する。

花茎が出る前の葉が、サラダやスープ、ソースなどの料理用ハーブとして用いられる。