スイレン科 |
スイレン属
ニンファエア属
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名称 | ヒツジグサ(未草) |
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英名 | Pygmy water lily |
学名 | Nymphaea tetragona |
名の由来 | 「ヒツジグサ」は、未の刻(午後2時)頃に花を咲かせることからといわれるが、実際には昼前から夕方まで花を咲かせる。 |
性状 | 多年草/常緑(冬季は沈水葉のみになる)/水生(浮葉〜沈水)/根茎 |
大きさ | 高さ:0.2~3m/葉身長(浮葉):5~30cm/葉身長(沈水葉):5~15cm/花径:30〜40mm |
形態 | 池などの地中に太い塊状の根茎から根や長い葉柄のある葉を出す。沈水葉と浮葉があり、水深の浅い所では浮葉に、水深の深い所では沈水葉になる。冬季には沈水葉のみで、暖かくなると次第に浮水葉が出てくる。葉はやや厚くて光沢があり、円形〜広楕円形で、基部には矢じり形の深い切れ込みが入り、葉柄は葉身に盾状につく。葉裏はやや赤紫色を帯びる。6~11月頃、根茎から直接長い花柄を伸ばし、白い花を1個咲かせる。花は水面に浮かぶ。花弁は白く、雄しべは黄色、萼片4個は緑がかった白。花は数日間、朝開いて夜間には閉じる開閉運動を繰り返す。花後、花茎は沈水し、水中で果実が成熟する。 |
原産地 | 日本全国、中国、朝鮮半島、シベリア、インド北部、ヨーロッパ、北アメリカ |
生育 | 水位が安定している池などに自生する。繁殖力は弱い。コイやアメリカザリガニの食害に弱い。繁殖は根茎では増えず、実生による。 |
利用 | 池などに地植え、睡蓮鉢。 |