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最終更新日:2018.6.1
スイカズラ科
 
Abelia(アベリア、エイブリア)
アベリア属
ツクバネウツギ属
エイブリア属
名称

コツクバネウツギ(小衝羽根空木)

学名
Abelia serrata
名の由来
「コツクバネウツギ」は、花が「ツクバネウツギ」より小さいので。「ツクバネウツギ」は、花後残る萼が羽根つきの羽根のような形なので。「ウツギ」の名は、木の姿が「ウツギ Deutzia crenata」に似ているためで、幹は中空ではない。
性状
低木/冬季落葉
大きさ
高さ:1~2m/葉身長:2〜3cm/葉柄長:1〜3mm/花長:13〜18mm
形態

株立ち状になり、株元から多数分枝する。若い枝は赤褐色で、やがて灰褐色になる。葉は光沢がなく、先が尖った長卵形で、全縁または荒く浅い鋸歯があり、対生する。5~6月頃、本年枝の先端に2〜7個の花をつける。花は白色〜淡黄色の漏斗形で、先端が浅く5裂し、内部に橙黄色の網目状の模様がある。楕円形の萼片が2〜3個あり、薄緑色〜赤褐色で、日照などの条件によって変わる。萼片は落花後も長く残り、果実の風散布のプロペラになる。果実はやや扁平な痩果で、秋に熟す。

原産地
日本(本州中部以南、四国、九州)
生育
山野の林縁などの明るい場所に自生する。
コツクバネウツギ
東京都文京区、小石川植物園
2007.3.28
コツクバネウツギ
東京都文京区、小石川植物園
2009.4.15
コツクバネウツギ
葉と花
東京都文京区、小石川植物園
2007.3.28
コツクバネウツギ
東京都文京区、小石川植物園
2009.4.15
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