ジンチョウゲ科 |
ジンチョウゲ属
ダフネ属
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名称 | ジンチョウゲ(沈丁花) |
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英名 | Winter daphne |
学名 | Daphne odora |
名の由来 | 「ジンチョウゲ」は、同科の「ジンコウ(沈香)Aquilaria agallocha」とフトモモ科の「チョウジ(丁字)Syzygium aromaticum」を混ぜたような芳香の花なので。 |
性状 | 低木/常緑/雌雄異株 |
大きさ | 高さ:1~1.5m/葉身長:4~9cm/葉柄:ほとんど無い/花序径:3~5cm/花径:8mm |
形態 | よく分枝し、主幹を作らないで半球状の樹形になる。葉は先が尖った長楕円形で、前縁で、螺旋状に密に互生する。新葉は、花後に展開する。3~4月頃、2年枝の先端部に頭状花序をつけ、強い芳香のある20個ほどの花を咲かせる。花弁はなく、花弁のように見えるのは萼筒で、外側が赤紫色で内側は白い。日本にはほとんど雌株がないので、結実は見られない。 |
品種 | 花の白い品種、花の外側が淡紅色の品種、葉に斑の入る品種などがある。 |
原産地 | 中国南部 |
生育 | 寒冷地には不向き。明るい日影が適地。長時間日光に当たると、葉が黄ばみ、成育が悪くなる。移植を嫌う。 |
利用 | 庭木、公園樹、根締め。樹皮の繊維は、和紙の原料になる。 |
名称 | 白花沈丁花(しろばなじんちょうげ) |
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学名 | Daphne odora f. alba |
特徴 | 萼筒の外側も内側も白い。 |