シノブ科 |
シノブ属
ダヴァリア属
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名称 | シノブ(忍) |
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英名 | Ball fern |
学名 | Davallia mariesii |
名の由来 | 「シノブ」は、土がなくても堪え忍ぶところから。 |
性状 | 多年草/冬季休眠/着生植物 |
大きさ | 高さ:20cm/葉身長:10~20cm/葉柄長:4~20cm |
形態 | 岩や木の幹などに着生し、根茎が分枝しながら広がる。根茎は太く、横に這い、表面には灰褐色の鱗片が一面に生える。葉は三~四回羽状複葉で、羽片は先がやや細い楕円形。胞子嚢群は最終裂片の先端に1個つき、苞膜はコップ状。冬の間は葉を落とし、春に葉を展開するが、葉は展開時には褐色を帯びる。 |
原産地 | 日本(全国)、朝鮮半島、中国、台湾 |
生育 | 乾燥には強い耐性がある。ミズゴケに植え付け、半日陰で栽培する。 |
利用 | 昔から観賞用に栽培され、木炭やヘゴなどを芯に水苔で「シノブ」の根茎を巻きつけ、“しのぶ玉”や“吊忍”などに仕立てた。 |