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最終更新日:2018.5.1
シソ科
 
Callicarpa(カリカルパ)
ムラサキシキブ属
カリカルパ属
名称

ムラサキシキブ(紫式部)

英名
Japanese beautyberry
学名
Callicarpa japonica
名の由来
「ムラサキシキブ」は、紫色の果実をつけることから、紫式部の名を借りた。
性状
低木/冬季落葉
大きさ
高さ:2~3m/葉身長:6~13cm/葉柄長:2~7mm/花長:3~4mm/果径:3mm
形態
幹は直立し、やや株立ちぎみになる。枝は斜めに張り出す。葉は先が尖った楕円形で、細かい鋸歯があり、対生する。6~7月頃、葉腋から集散花序を出して、淡紫色の花を多数咲かせる。花は枝の下部から上部に咲き上る。果実は核果で、10~11月頃、光沢のある紫色に熟す。果実は晩秋に黄葉した葉が散った後も枝に残る。
類似
「ムラサキシキブ」は、花序が葉腋のすぐ上につく。葉全体に細かい鋸歯がある。
コムラサキ」は、花序が葉腋の2~3mm上部につく。葉の先半分に不揃いの鋸歯がある。
品種
花も果実も白い「白式部(しろしきぶ) Callicarpa japonica f. albibacca」がある。
原産地
日本(北海道南部~沖縄)、中国、台湾、朝鮮半島
生育
山野や湿地に自生する。乾燥に弱い。あまり丈が低いと花をつけない。
利用
庭木、公園樹。
ムラサキシキブ
花が咲いている
千葉県勝浦市、山地
2013.6.17
ムラサキシキブ
花が咲いている
千葉県勝浦市、山地
2013.6.17
ムラサキシキブ
実がなっている
東京都文京区、小石川植物園
2005.11.6
ムラサキシキブ
葉と花
東京都文京区、小石川植物園
2009.6.14
ムラサキシキブ
東京都文京区、小石川植物園
2005.6.14
ムラサキシキブ
果実
東京都文京区、小石川植物園
2005.11.6

品種

名称

中吉小吉(なかよしこよし)

特徴
実付きが非常によく、球形に固まってつく。実の紫色が濃い。
ムラサキシキブ・中吉小吉
千葉県習志野市、住宅
2015.11.9
ムラサキシキブ・中吉小吉
果実
千葉県習志野市、住宅
2015.11.9
NOTE
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