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最終更新日:2018.5.1
サトイモ科
 
Arisaema(アリサエマ)
テンナンショウ属
アリサエマ属
名称

ウラシマソウ(浦島草)

学名
Arisaema thunbergii subsp. urashima
Arisaema urashima var. kashimense
Arisaema urashima var. giganteum
Arisaema urashima
名の由来
「ウラシマソウ」は、肉穂花序につく長い紐状の付属物を、浦島太郎の釣り糸に見立てた。
性状
多年草/秋季~冬季休眠/球茎/雌雄異株
大きさ
高さ:20~50cm/葉身径:12~25cm/葉柄長:20〜40cm/仏炎苞長:10~25cm
形態
地下にある球茎の栄養状態によって雌雄が決定する。養分が充分に蓄積すると雌株に、そうでないものは雄株になる。4~5月頃、葉と仏炎苞が同時に展開する。葉柄は多肉で暗緑色で紫褐色の斑点がある。葉は普通1枚で、11~17個の小葉からなる掌状複葉。褐色の仏炎苞に包まれた肉穂花序が直立して咲く。肉穂花序には長い紐状の付属物がある。秋に、赤色の果実がたくさん固まってつき、茎ごと倒れる。
品種
仏炎苞が白い種類がある。
原産地
日本(北海道南部~九州)
生育
山野の木陰や林などに自生。
利用
有毒成分があるが、漢方では去痰、鎮痙薬として利用。
ウラシマソウ
千葉県習志野市、自宅
2014.4.12
ウラシマソウ
千葉県習志野市、自宅
2013.4.23
ウラシマソウ
千葉県習志野市、住宅
2007.4.21
ウラシマソウ
東京都文京区、小石川植物園
2007.4.10
ウラシマソウ
仏炎苞
千葉県習志野市、自宅
2013.4.22
ウラシマソウ
果実(未熟)
千葉県習志野市、自宅
2014.7.20

品種

特徴
仏炎苞の色が白。
ウラシマソウ
東京都調布市、神代植物公園、展示会、鉢植え
2009.4.28
NOTE
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