ゴマノハグサ科 |
バーバスカム属
モウズイカ属
ウェルバスクム属 |
名称 | ビロードモウズイカ(天鵞絨毛蕊花) |
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英名 | Great mullein, Adam’s flannel |
学名 | Verbascum thapsus |
名の由来 | 「ビロードモウズイカ」は、茎葉が毛に覆われてビロードのような質感で、雄しべに毛が生えることから。 |
性状 | 一年草(秋~翌夏の越年性)/ロゼット状で越冬 |
大きさ | 高さ:100~200cm/葉身長:15~30cm/花序長:30~50cm/花径:20mm |
形態 | 全体が灰白色のビロード状の毛に被われ、葉色は白緑色になる。根生葉が出て、ロゼット状で越冬する。葉は先が尖った楕円形で、らせん状に互生する。春になると茎が伸び、総状花序を作り、6~8月頃黄色い花を咲かせる。茎は直立し、葉は上にいく程小さいので、全体の草姿は、横から見ると縦長の円錐形になる。花は順序良く咲かないので、花序のあちこちにまばらに咲く。 |
類似 | 「ビロードモウズイカ」は草姿が縦長の円錐形になる。葉茎や花序の白味はあまり強くない。花序はそれほど長くない。 「バーバスカム・ボンビシフィラム」は花序がよく分岐し、やや暴れがちで、きれいな円錐形にならない。葉茎の白味が強く、特に花序がビロード状の毛に厚く被われる。花序は長く伸びる。 |
原産地 | 地中海沿岸地域 |
生育 | 強健で栽培容易。空き地などに野生化している。 |
利用 | 庭植え。葉と花は薬用ハーブとして利用される。 |