ケシ科 |
ケシ属
パパウェル属 |
名称 | ヒナゲシ(雛芥子、雛罌栗)ポピー
グビジンソウ(虞美人草)
シャーレーポピー |
---|---|
英名 | Corn poppy, Field poppy |
学名 | Papaver rhoeas |
名の由来 | 「シャーレーポピー Shirley poppy」は、1880年頃作出された園芸品種の名で、今日栽培されるほとんどがこれにあたる。 |
性状 | 一年草(秋~翌初夏の越年性) |
大きさ | 高さ:50~80cm/花径:50~70mm |
形態 | 葉は根際から生え、羽状に切り込みが入り、縁は尖り、毛に覆われ、互生する。茎と蕾には毛がある。蕾は下向きだが、花が咲く時には真上を向く。3~5月頃、4弁花を咲かせる。花弁は紙をもんだようなシワがある。雄しべは多数で、雌しべの柱頭は十数本の筋になる。花弁は受粉後すぐに散る。果実はほぼ球形の蒴果で、無毛。 |
品種 | 古くから観賞用として栽培されており、花色は赤、桃、橙、白、覆輪など多彩。園芸種には八重咲きのものや花の中央が白班のものもある。 |
原産地 | ヨーロッパ中部 |
生育 | 9~10月に種蒔き。直根性なので、種は直播き。日当たりと水はけのよい条件を好む。乾燥には強い。 |
利用 | 花壇、切り花。種子は食用になる。 |