ケシ科 |
タケニグサ属
マクレイヤ属 |
名称 | タケニグサ(竹似草、竹煮草)チャンパギク(占城菊) |
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英名 | Plume poppy |
学名 | Macleaya cordata |
名の由来 | 「竹似草」は、中空の長い茎が竹のようだから、という説。 「竹煮草」は、竹細工職人が竹を軟らかくする為にこの草を入れた湯で煮た、という説。ただし、事実はべつに柔らかくなるわけではないようだ。 「チャンパギク」は、葉が菊に似ており、日本原産なのだがまるで外来の植物のように見えることから。チャンパは現代のベトナム周辺にあった王国の名前。 |
性状 | 多年草 |
大きさ | 高さ:150~250cm/葉身長:10~20cm/葉柄長:10~20cm/蕾長:10~15mm/果長:1.5~2.5cm |
形態 | 茎は直立し、分枝する。茎は白い粉を吹き、中空で、折ると黄色い乳液が出る。 葉は、灰緑色で、掌状に5〜7裂してさらに不規則に浅裂し、長い葉柄があり、互生する。裏面には白い細毛が密生する。6~8月頃、茎頂に大きな円錐花序を作り、白色の小花を多数咲かせる。花には花弁はなく、白い蕾を作るのは萼で、萼片は2個は開花と同時に落下する。多数の曲がりくねった雄しべが放射状に広がる。果実は偏平で、両端が尖った楕円形の蒴果。中に細かい種子が入る。 |
原産地 | 日本(本州、四国、九州)、中国、台湾 |
生育 | 道端、草地、林縁、山地などに自生する。 |
利用 | 茎葉から出る乳液が塗り薬などの薬用に利用される。内服すると有毒。 |