クワ科 |
イチジク属
フィカス属
フィクス属 |
名称 | ガジュマル(榕樹) |
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英名 | Chinese banyan tree |
学名 | Ficus microcarpa |
性状 | 高木/常緑/絞め殺し植物 |
大きさ | 高さ:10~20m/葉身長:5~10cm/葉柄長:2~6cm/果長:0.7~1cm |
形態 | 横広の巨大な樹冠を形成する。自生状態では他の木の樹上で発芽し、多数の気根をほぼ垂直に地面まで伸ばして、支柱根になり、宿主を覆いつくし、殺してしまう。枝には輪状の節がある。葉は先が尖った楕円形で光沢のある鮮緑色で、全縁で、互生する。5月頃、葉腋に倒卵球形の花嚢の内側に隠頭花序を作るが、受粉するには共生関係にある特定種の“ガジュマルコバチ”を必要とする。果嚢は、8月頃に赤から黒紫色に熟す。枝葉を傷つけると白い液が出る。 |
品種 | 葉に斑が入るもの、葉が明るい黄緑色のものなどの園芸品種がある。 |
原産地 | 日本(種子島、屋久島、琉球諸島)、台湾、マレー諸島、オーストラリア |
生育 | 日当たり、高温多湿を好む。耐寒温度は5℃程度。 |
利用 | 防風林、防潮樹、街路樹、生垣、鉢植え観葉。材は漆器の素地に利用される。 |