クロウメモドキ科 |
ナツメ属
ジジフス属 |
名称 | ナツメ(棗) |
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英名 | Jujube, Chinese date |
学名 | Ziziphus jujuba |
名の由来 | 「ナツメ」は、芽吹きが遅く、初夏になってから芽が出るので“夏芽”の意。 |
性状 | 小高木/冬季落葉 |
大きさ | 高さ:5~10m/葉長:5~7cm/花径:5~6mm/果長:20~30mm |
形態 | 幹は直立する。樹皮は不規則な縦の割れ目が入る。長い枝には托葉が変化した棘がある。葉は光沢がある黄色味がかった明るい緑色。3脈が目立ち、不ぞろいの鈍い鋸歯がある。長い葉柄があり、互生する。5~7月頃、葉腋に淡い黄緑色の5弁花を咲かせる。9~10月頃、長楕円形の核果が熟す。熟すと赤黒くなり、次第に乾燥してしわができる。核には2個の種子を含む。 |
品種 | 実を食用とするため、大型で甘味が強くなるよう改良され、多数の栽培品種がある。 |
原産地 | 中国(北部~中部) |
生育 | 暑さ、寒さに強く、乾燥を好む。なるべく乾燥した日当たりのよい場所に植え付ける。剪定の適期は12~2月。 |
利用 | 庭木、果樹。果実は生食や干したり砂糖漬けにしたりする他、 漢方では大棗(たいそう)と呼ばれ、強壮や炎症緩和、利尿などに利用される。材は細工物に使われる。 |