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最終更新日:2013.7.8
キンポウゲ科
 
Ranunculus(ラヌンクルス)
キンポウゲ属
ラナンキュラス属
ラヌンクルス属
名称

ケキツネノボタン(狐の牡丹)

学名
Ranunculus cantoniensis
名の由来
「ケキツネノボタン」は、「キツネノボタン」に似て毛が多いことから。
性状
多年草/冬季休眠
大きさ
高さ:20~60cm/花径:10~15mm/果径:1cm
形態

直立し、茎は中空。根生葉には長い柄があり、三出複葉で小葉には切れ込みがあり、不揃いな鋸歯がある。葉の切れ込みは深く、小葉の裂片は幅が狭く互いに重なることはない。茎生葉は上にいくほど葉柄が短く、互生する。「キツネノボタン」によく似るが、分枝が多く、やや太めの茎に開出毛を密生させる。5~7月頃、分岐した茎の先に黄色い5弁の花が咲く。花は光沢のある黄色。果実は痩果の集合果で、金平糖状になり、痩果は扁平で、先端は鈎状に曲がるが、「キツネノボタン」ほど極端に曲がらない。

原産地
日本(本州~九州)、朝鮮半島、中国
生育
水田の畦道、適度に湿った路傍などに自生する。
利用
有毒で、誤食すると腹痛、下痢、嘔吐、幻覚などの症状を起こす。また、茎の汁に触ると皮膚炎を起こす。
ケキツネノボタン
東京都文京区、小石川植物園
2008.5.6
ケキツネノボタン
東京都文京区、小石川植物園
2008.5.6
ケキツネノボタン
東京都文京区、小石川植物園
2008.5.6
ケキツネノボタン
花と果実(未熟)
東京都文京区、小石川植物園
2008.5.6
ケキツネノボタン
果実(未熟)
東京都文京区、小石川植物園
2008.5.15
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