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最終更新日:2020.8.1
キンポウゲ科
 
Clematis(クレマティス)
クレマティス属
センニンソウ属
名称

ハンショウヅル(半鐘蔓)

学名
Clematis japonica
解説
カンパネラ系」の交配親のひとつ。
名の由来
「ハンショウヅル」は、下向きに咲く花の形を半鐘にたとえた。
japonica」は、“日本の”の意。
性状
半木本/冬季落葉/蔓性(葉柄による巻きつき)
大きさ
小葉長:3~10cm/花長:25~30mm
形態
茎は細く褐色を帯び、葉柄が他物に巻きつきながら成長する。葉は3出複葉で、対生する。小葉は先が尖った広卵形で、鋸歯がある。5〜6月頃、葉腋に長い花柄を伸ばして花を咲かせる。花は釣鐘形〜ベル形で下向き、蕾も下向き。花弁はなく、花弁のように見える肉厚で暗赤紫色の萼片が4枚。中心部に多数の雄しべがある。花柄の中間部には対生する小苞が1対ある。果実は白い羽毛状の毛ががついた痩果で、多数集まってボール状になる。
原産地
日本(本州~九州)
生育
平地や山地の林床に自生する。強健で育てやすい。
利用
トレリス、パーゴラ、フェンスなどにからませ、花壇植えや鉢植え。
ハンショウヅル
千葉県勝浦市、山地
2012.5.19
ハンショウヅル
千葉県勝浦市、山地
2012.5.19
ハンショウヅル
千葉県勝浦市、山地
2012.5.19
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