TOPへ戻る
最終更新日:2007.2.18
キンポウゲ科
 
Adonis(アドニス)
フクジュソウ属
アドニス属
名称

フクジュソウ(福寿草)

ガンジツソウ(元日草)
英名
Amur adonis
学名
Adonis ramosa
Adonis amurensis
Chrysocyathus ramosus
名の由来
「フクジュソウ」は、旧暦の新春に開花することから、めでたい“福”と“寿”の字をあてた。
性状
多年草/夏季~冬季休眠(スプリングエフェメラル)
大きさ
高さ:10~30cm/花径:30~40mm
形態
茎は直立し、やや分枝する。葉は3~4回羽状複葉で、互生する。小葉は深く細かく切れ込む。2~3月頃、地面から芽が出て、葉が展開する前に花が咲き出す。花は黄色で外側に臙脂色の筋が入り、花弁数は10~30個。萼片の外側も臙脂色の筋がある。雄しべと雌しべは多数。花は日中だけ開いて夜や曇天では閉じる開閉運動を繰り返す。果実は楕円球形の集合果。6月頃には地上部が枯れて休眠する。
品種
花がオレンジ色のものや、八重咲き、三段咲きのものなど、園芸品種が多数ある。
原産地
日本(北海道~九州)、中国東北部、朝鮮半島、シベリア東部
生育
山地の落葉樹林内に自生する。寒地性の植物で、関東地方より北の地域でよく育つ。
利用
根には強心、利尿の薬効があるが、劇薬で有毒。
フクジュソウ
東京都新宿区、新宿御苑
2006.2.22
フクジュソウ
千葉県習志野市、住宅
2006.3.4
フクジュソウ
咲き始め
東京都新宿区、新宿御苑
2006.2.22
フクジュソウ
花が終わり、葉が展開した
千葉県習志野市、住宅
2006.5.5
フクジュソウ
千葉県習志野市、住宅
2006.3.4
フクジュソウ
千葉県習志野市、住宅
2007.2.17
フクジュソウ
果実(未熟)
千葉県習志野市、住宅
2006.5.5
NOTE
TOPへ戻る