キョウチクトウ科 |
キョウチクトウ属
ネリウム属 |
名称 | キョウチクトウ(夾竹桃) |
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英名 | Oleander |
学名 | Nerium oleander |
名の由来 | 「夾竹桃」は、葉の形状が竹に似ていて、花が桃に似ていることから。 |
性状 | 低木/常緑 |
大きさ | 高さ:3~5m/葉長:15~25cm/花径:40~60mm/果長:60~100mm |
形態 | 樹形は株立ち。葉は濃緑色で革質、先が尖った長楕円形で、3輪生または対生する。7~9月頃、枝先に集散花序を作り、花を咲かせる。花冠は筒状で、先が5裂し、裂片は螺旋状に重なり、ややねじれる。花色は白、ピンク、黄など。果実は細長い紡錘型の袋果で、熟すと2つに裂けて、中から綿毛をつけた種子が出る。 |
品種 | 日本で昔から普及している桃色八重のものは変種の「N. oleander var. indicum」で、花に芳香がある。基本種は「セイヨウキョウチクトウ」といい、白色や濃赤色、中間色などの多彩な花を付け、花には芳香がない。 |
原産地 | インド~地中海沿岸 |
生育 | 性質は強健で乾燥、多湿いずれにも強い。整枝は3月中旬~4月に込み合った枝を根元から切り取る。繁殖は挿し木。 |
利用 | 庭木、公園樹の他、排ガスなどに強い為、都市緑化用樹木として道路際に植栽される。葉には有毒成分がある。 |
名称 | セイヨウキョウチクトウ(西洋夾竹桃) |
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学名 | Nerium oleander |
特徴 | 基本種。 |
名称 | キョウチクトウ(夾竹桃) |
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学名 | Nerium oleander var. indicum |
特徴 | 日本で昔から普及している八重咲き、桃色花の変種。花に芳香がある。 |