ガマ科 |
ガマ属
ティファ属 |
名称 | ガマ(蒲) |
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英名 | Broadleaf cattail, Bbulrush, Common bulrush, Common cattail, Great reedmace, Cooper’s reed, Cumbungi |
学名 | Typha latifolia |
性状 | 多年草/常緑(温帯では冬季休眠)/球根(根茎)/水性(湿性〜挺水) |
大きさ | 高さ:1〜2m/葉長:1〜2m/葉幅:1〜2cm/雌花序長:10~20cm |
形態 | 地下茎が地中を縦横に走り、群落を形成する。葉は、白緑色の剣状。6~7月頃に花茎を立ち上げ、茎頂に肉穂花序を作る。花序は上が雄花序、その下に雌花序ができる。雄花序はベージュ色で、軸には1〜4個の節があり、節には苞葉がつく。雌花序基部にも苞葉がある。苞葉は早くに脱落する。雌花序は薄緑色から次第に茶色になり、ソーセージの串刺しのような姿になる。果穂は冬には崩れて白っぽい綿状になって風で飛ばされる。 |
類似 | 「ガマ」は葉幅が広く、果穂が大型。雄雌花序の間に隙間は無い。 |
原産地 | 日本(北海道〜九州)、南北アメリカ、ヨーロッパ、ユーラシア 、アフリカ。 |
生育 | 川岸、沼沢地や湿地などに自生する。 |
利用 | 庭植え(池など)、鉢植え(腰水栽培)、切り花。花粉を乾燥したものが、蒲黄(ほおう)という生薬で止血薬として利用される。古くは果穂が蒲団綿として利用された。 |