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最終更新日:2017.8.1
カバノキ科
 
Carpinus(カルピヌス)
クマシデ属
カルピヌス属
名称

アカシデ(赤四手、赤紙垂)

シデノキ(四手の木、紙垂の木)
ソロ(曽呂)
コソネ
学名
Carpinus laxiflora
名の由来
「アカシデ」の「シデ」は、果穂を四手に見立てた。四手とは、しめ縄や玉串などに垂れ下がる、細長く切った紙のこと。「アカ」は、赤い新芽や紅葉が美しいことから。
性状
高木/冬季落葉/雌雄異花
大きさ
高さ:10~15m/葉身長:3~7cm/葉柄長:1~1.8cm/雄花序長:3~4cm/果穂長:5~6cm/果苞長:1~1.8cm
形態
樹皮は灰褐色で、縦に黒っぽい筋目模様ができる。葉は先が細長く尖った卵形〜長卵形で、7~15対の著しい側脈があり、細かく鋭い鋸歯があり、互生する。若枝と葉柄は赤味がかる。若枝や葉は毛が少ない。4月頃、新芽の展開より早く、または同時に花が咲く。雄花序は赤褐色で、前年枝の葉腋から下垂する。雌花序は本年枝の先の新芽の中に出る。花が終わると、大量の雄花序が落下する。根元に堅果がついた葉のような果苞が対生して連なり、花穂となる。果苞は3裂し、やや疎らにつく。果実は10月頃熟す。葉は落葉前に紅葉する。
原産地
日本(北海道、本州、四国、九州)、中国、朝鮮
生育
強健で栽培容易。日当たり水はけ良く。
利用
庭園樹、公園樹、盆栽。シイタケのほだ木。材は農工具の柄、ステッキなど。かつては炭材として利用された。
アカシデ
千葉県習志野市、香澄公園
2016.3.26
アカシデ
千葉県習志野市、香澄公園
2016.4.18
アカシデ
千葉県習志野市、香澄公園
2016.8.26
アカシデ
千葉県八千代市、京成バラ園
2016.10.24
アカシデ
果実(未熟)
千葉県八千代市、京成バラ園
2016.10.24
アカシデ
東京都新宿区、戸山公園
2010.4.30
アカシデ
千葉県習志野市、香澄公園
2016.4.18
アカシデ
東京都新宿区、戸山公園
2010.4.30
アカシデ
千葉県習志野市、香澄公園
2016.3.29
アカシデ
垂れ下がった雄花と立ち上がった雌花
千葉県習志野市、香澄公園
2016.3.29
アカシデ
果実(未熟)
千葉県習志野市、香澄公園
2016.5.1
アカシデ
果実(未熟)
千葉県習志野市、香澄公園
2016.5.26
アカシデ
果実
千葉県八千代市、京成バラ園
2016.10.24
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