カバノキ科 |
ハンノキ属
アルヌス属 |
名称 | ハンノキ(榛の木) |
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学名 | Alnus japonica |
性状 | 高木/冬季落葉/雌雄異花 |
大きさ | 高さ:10~20m/葉長:5~13cm/雄花序長:5~6cm/果長:1.5~2cm |
形態 | 幹は直立し、卵形の樹形になる。樹皮は暗灰褐色で、小さく割れて剥がれる。葉は先が尖った卵状長楕円形で、浅い不揃いの鋸歯があり、互生する。葉裏に葉脈が隆起する。1月~2月頃、葉が展開する前に花をつける。雄花序は枝の先端に尾状に垂れ下がる。雌花序は雄花序の下の葉腋につき、えんじ色の長楕円球形。毬果状の果穂は最初緑色で、10月頃暗褐色に熟す。果穂は中の種子が出た後も長く枝に残る。 |
原産地 | 日本(北海道~九州)、朝鮮、中国東北部 |
生育 | 湿原や沼沢地に自生する。根に根粒菌をもち、痩せ地でも育つ。 |
利用 | 材は、器具、薪炭、パルプなどに利用される。樹皮と果穂から染料やタンニンをとる。花粉アレルギーの原因となる。 |