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最終更新日:2012.8.6
カバノキ科
 
Alnus(アルヌス)
ハンノキ属
アルヌス属
名称

ハンノキ(榛の木)

学名
Alnus japonica
性状
高木/冬季落葉/雌雄異花
大きさ
高さ:10~20m/葉長:5~13cm/雄花序長:5~6cm/果長:1.5~2cm
形態
幹は直立し、卵形の樹形になる。樹皮は暗灰褐色で、小さく割れて剥がれる。葉は先が尖った卵状長楕円形で、浅い不揃いの鋸歯があり、互生する。葉裏に葉脈が隆起する。1月~2月頃、葉が展開する前に花をつける。雄花序は枝の先端に尾状に垂れ下がる。雌花序は雄花序の下の葉腋につき、えんじ色の長楕円球形。毬果状の果穂は最初緑色で、10月頃暗褐色に熟す。果穂は中の種子が出た後も長く枝に残る。
原産地
日本(北海道~九州)、朝鮮、中国東北部
生育
湿原や沼沢地に自生する。根に根粒菌をもち、痩せ地でも育つ。
利用
材は、器具、薪炭、パルプなどに利用される。樹皮と果穂から染料やタンニンをとる。花粉アレルギーの原因となる。
ハンノキ
花が咲いている
東京都文京区、小石川植物園
2008.1.30
ハンノキ
東京都文京区、小石川植物園
2008.5.15
ハンノキ
東京都文京区、小石川植物園
2008.1.30
ハンノキ
葉と果実(未熟)
東京都文京区、小石川植物園
2008.5.15
ハンノキ
葉と果実(未熟)
東京都文京区、小石川植物園
2008.7.29
ハンノキ
葉と果実
東京都練馬区、石神井公園
2005.10.2
ハンノキ
雄花
東京都文京区、小石川植物園
2008.1.30
ハンノキ
雌花
東京都文京区、小石川植物園
2008.1.30
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