オオバコ科 |
キツネノテブクロ属
ジギタリス属
ディギタリス属 |
名称 | キツネノテブクロ(狐の手袋)ジギタリス |
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英名 | Foxglove, Fairy caps |
学名 | Digitalis purpurea |
名の由来 | 「Foxglove」は、筒状の花を指にさし、魔除けなどに用いた習俗から。 「キツネノテブクロ」は、英名の和訳。 |
性状 | 二年草(春~翌年夏) |
大きさ | 高さ:60~140cm/葉身長:15~25m/花序長:40~50cm/花径:40~50mm |
形態 | 根生葉が叢生する。根生葉は先が尖った長卵形で縮緬状の皺があり、鋸歯がある。播種後2年目の春に茎が伸びて直立し、茎生葉が互生する。茎生葉は根生葉より小さく、幅が狭い。5~7月頃、茎頂に総状花序を作り、鐘形の花を下から順に咲かせる。萼は5深裂し、花は筒状で先端が4裂し、下側の1片が大きい。花冠の外側は紫紅色、内側には白く縁取られた濃色の斑点がある。果実は広卵形の蒴果で、腺毛に覆われ、細かい種子が多数入る。 |
品種 | 様々な花色の園芸品種がある。 「ジギタリス・グランディフロラ Digitalis grandiflora」との交雑種の「ジギタリス・フルバ Digitalis x fulva」がある。 |
原産地 | ヨーロッパ、中央アジア |
生育 | 種子は好光性。湿気の少ない冷涼な環境を好む。 真夏の直射日光や西日は避ける。 |
利用 | 花壇植え。葉を強心利尿の薬用に利用されるが、劇薬で毒性が強い。 |