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最終更新日:2014.8.25
エゴノキ科
 
Styrax(スティラクス)
エゴノキ属
スティラクス属
名称

エゴノキ(斉燉果)

チシャノキ(萵苣の木)
ロクロギ(轆轤木)
英名
Japanese snowbell
学名
Styrax japonica
名の由来
「エゴノキ」は、果皮にえぐみがあることから。
「ロクロギ」は、材が細工物などに使われることから。
性状
小高木/冬季落葉
大きさ
高さ:8m/葉長:4~8cm/花柄長:20~30mm/花径:20mm/果長:10~13mm
形態
株立ち樹形。暗灰色で平滑な樹皮を持つ。葉は有柄で互生し、先端の尖った狭長卵形。5~6月に、1年枝の葉腋や短枝の先に総状花序をつけ、1~4個の5弁の白い花を下向きにつける。果実は蒴果で、白緑色の球形~卵形で、10月頃に熟すと果皮が裂け、中から褐色で堅い1種子を出す。
品種
園芸品種に花が薄桃色の「赤花一歳エゴ」がある。
原産地
日本(北海道~沖縄)、中国の一部、台湾、朝鮮、フィリピン
生育
若木でもよく花をつける。たいていの場所で育つ。剪定できるが、自然樹形が美しい。
利用
果皮の成分には泡立ち殺菌作用があるサポニンが含まれ、かつてはこれを川に流して麻痺した魚を捕まえる漁がされたり、石鹸の代用とされたりした。材は白く均質なので、細工物などに使われる。
エゴノキ
東京都新宿区、ビル
2005.5.8
エゴノキ
東京都新宿区、公園
2005.5.11
エゴノキ
東京都新宿区、ビル
2005.5.9
エゴノキ
果実(未熟)
東京都新宿区、ビル
2005.9.1
エゴノキ
果実
東京都新宿区、公園
2007.9.25

品種

特徴
花色がピンク色。
エゴノキ
千葉県習志野市、緑地
2014.5.19
エゴノキ
千葉県習志野市、住宅
2013.5.19
エゴノキ
千葉県習志野市、緑地
2014.5.19
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