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最終更新日:2016.2.1
ウリ科
 
Toxicodendron(トクシコデンドロン)
ツタウルシ属
トクシコデンドロン属
名称

ハゼノキ(櫨の木、黄櫨の木)

ハゼ(櫨、黄櫨)
ロウノキ(蝋の木)
リュウキュウハゼ(琉球櫨、琉球黄櫨)
英名
Rhus tree, Japanese wax tree
学名
Toxicodendron succedaneum
Rhus succedanea
性状
高木/冬季落葉/雌雄異株
大きさ
高さ:6〜10m/葉長:20〜30cm/小葉長:4〜10cm/雄花序長:5〜10cm/雌花序長:5〜10cm/花径:3〜4mm/果長:0.9〜1.3cm
形態
樹皮は滑らかな灰褐色で、小さな皮目が多く、老木になると縦に細かい裂け目ができる。葉は、小葉9〜13枚からなる奇数羽状複葉で、互生する。小葉の表面は光沢がある緑色で、裏面は白っぽい。長卵形で、先が細長く尖る。両面ともに無毛で、全縁。秋に紅葉する。5〜6月頃、枝先の葉腋から円錐花序を出し、5弁花を多数咲かせる。花弁は薄黄緑色で、反り返る。果実は扁球形の核果で、9〜10月頃、光沢がある淡褐色に熟す。その後、外果皮が剥がれて、縦筋があり白い蝋質の中果皮が露出、それも剥がれると飴色の核が残る。
類似
「ハゼノキ」の葉は両面が無毛。葉の先端は細長く尖る。
「ヤマハゼ」の葉は両面に短毛が生える。葉の先端は尖る。
原産地
中国、台湾、ヒマラヤ、タイ、インドネシア
生育
強健で栽培容易。病虫害は無い。日当たりが悪いときれいに紅葉しない。
利用
庭植え、盆栽。果実から蝋を採取した。
ハゼノキ
東京都文京区、小石川植物園
2012.6.30
ハゼノキ
千葉県勝浦市
2015.10.18
ハゼノキ
東京都文京区、小石川植物園
2005.11.6
ハゼノキ
千葉県勝浦市
2015.10.18
ハゼノキ
千葉県勝浦市
2015.10.18
ハゼノキ
東京都文京区、小石川植物園
2012.6.30
ハゼノキ
東京都文京区、小石川植物園
2012.6.30
ハゼノキ
果実(未熟)
東京都文京区、小石川植物園
2012.6.30
ハゼノキ
果実
東京都文京区、小石川植物園
2005.11.6
NOTE
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