ウコギ科 |
タラノキ属
アラリア属 |
名称 | タラノキ(楤の木) |
---|---|
英名 | Japanese angelica tree |
学名 | Aralia elata |
性状 | 低木/冬季落葉/雌雄異花 |
大きさ | 高さ:3~5m/葉長:50~100cm/小葉長:5~10cm/花序径:3~4cm/花径:3mm/果径:0.3cm |
形態 | あまり分枝はせず、上方で枝分かれする。枝、幹、葉に鋭い棘がある。葉は二回羽状複葉で、長柄があり、互生する。小葉は先が尖った長楕円形で、鋸歯があり、基部の葉軸の両側に棘が出る。8~9月頃、枝先に球状の散形花序を円錐状に多数つけ、淡緑白色の花を咲かせる。花は雌雄があり、上部は両性花の花序、下部に雄花の花序がつく。果実は液果で、9~10月に黒紫色に熟す。 |
品種 | 全体がやや小型で、棘の少ない「雌楤(めだら) Aralia elata f. subinermis」がある。 |
原産地 | 日本(北海道~沖縄)、中国、樺太、東シベリア |
生育 | 日当たりのよい山地、道端、がけ地、荒地に自生する。伐採跡などで急速に成長するが、20年を過ぎると次第に樹勢が衰え、枯れる。 |
利用 | 若芽は食用になり、山菜の王者と言われる。幹皮、根皮は薬用になる。 |