イネ科 |
ヨシ属
フラグミテス属 |
名称 | ヨシ(葦、芦、蘆、葭)アシ(葦、芦、蘆、葭) |
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英名 | Reed grass |
学名 | Phragmites australis
Phragmites communis |
名の由来 | 「ヨシ」は、「アシ」“悪し”の意味を忌み嫌ったことから。 |
性状 | 多年草/冬季休眠/水生(挺水) |
大きさ | 高さ:200~500cm/葉長:20~50cm/花序長:20~50cm |
形態 | 地下の根茎は節があり、横に長く伸び、大群落を作る。茎は中空で直立する。葉は先の尖った扁平な線形で、先は垂れ下がる。やや青みのある緑色で、茎にまばらにつき、葉縁はざらつく。8~9月頃に、茎頂に2~4花からなる小穂を密につけた円錐花序をつくる。花は、暗紫色で、基部には白い長い毛がつき、数本の脈があり、穂の下は雌花、上は両性花がつく。 |
原産地 | 日本全国、世界各地の暖帯~亜寒帯 |
生育 | 湖岸、沼沢地、河口に自生する。塩沼地などの塩分を含む水域でも生育できる。 |
利用 | 根茎は薬用に利用される。茎は茅葺き屋根の材料すのこ、すだれ、よしずなどに利用される。 |