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最終更新日:2012.7.2
イネ科
 
Phalaris(ファラリス)
クサヨシ属
ファラリス属
名称

クサヨシ(草葦)

英名
Reed canarygrass
学名
Phalaris arundinacea
名の由来
「クサヨシ」は、「ヨシ」と同じような場所に生育し、似ているが、より細くて華奢なことから。
性状
多年草/常緑/水生(湿性~挺水)
大きさ
高さ:80~180cm/葉長:20~30cm/花序長:10~15cm/小穂長:4~5mm
形態
地下茎を伸ばして繁殖、群生する。茎は直立する。茎にはまばらに節があり、節ごとに葉をつける。葉は線形でざらつく。5~6月頃、茎頂に穂状の円錐花序を出し、緑白色の小穂を多数つける。花序は開花前には円柱状だが、開花すると枝を開き総状になる。果実が稔ると再び円柱状に戻る。
品種
葉に斑が入る品種がある。
原産地
日本、アジア、ヨーロッパ、北アフリカ、北アメリカ
生育
湿地や水辺、河岸などに自生する。
利用
斑入りの品種が観賞用に利用される。

品種

名称

縞萱(しまがや)

縞葦(しまあし)
学名
Phalaris arundinacea var. picta
特徴
草丈は50〜80cm程度。斑入り葉で、クリーム色の条斑が入る。乾燥にやや強く、庭植えにできる。
シマガヤ
東京都新宿区、集合住宅
2005.6.5
シマガヤ
東京都新宿区、集合住宅
2005.6.5
シマガヤ
花序
東京都新宿区、集合住宅
2005.6.5
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