イネ科 |
ジュズダマ属
コイクス属 |
名称 | ジュズダマ(数珠玉) |
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英名 | Job’s tears |
学名 | Coix lacryma-jobi |
名の由来 | 「ジュズダマ」は、堅く熟した苞鞘が、数珠を作るのに使われたことから。 |
性状 | 多年草 |
大きさ | 高さ:100~150cm/葉長:20~60cm/苞鞘長:6~10mm |
形態 | 根元からよく分枝する。葉は幅広の線形で、茎の先の方まで葉をつける。7~10月頃、葉腋に花序を作る。雌花は下部にでき、堅くて光沢がある苞鞘の中に包まれる。その先に2~3個の雄性小穂が垂れ下がる。雄性小穂は早く脱落する。苞鞘の中の雌花は、長いブラシのようなひも状の雌しべだけを外に伸ばす。苞鞘は熟すと表面が非常に固くなり、黒っぽくなる。 |
品種 | 栽培種に「ハトムギ C. lacryma-jobi var. ma-yuen」がある。 |
原産地 | 熱帯アジア |
生育 | 小川沿いや湿地などに自生する。日本へは、史前帰化。 |
利用 | 花壇植え、鉢植え、ドライフラワー。果実は、数珠を作るのに使われた。子供のおもちゃやアクセサリーとして利用される。 |