アヤメ科 |
アヤメ属
イリス属
|
名称 | シャガ(著莪、射干)コチョウカ(胡蝶花) |
---|---|
学名 | Iris japonica |
名の由来 | 「射干」は、中国では同属の「ヒオウギ(檜扇) I. domestica」のこと。 |
性状 | 多年草/常緑 |
大きさ | 高さ:30~50cm/葉長:30~50cm/葉幅:3~5cm/花径:50mm |
形態 | 種子は出来ずに地下茎で増える。葉は鮮緑色で光沢があり、剣形で、根生し、付け根付近で互生して重なる。4~5月頃、花茎を伸ばして、上向きに白~薄青色の花を咲かせる。外花被片、内花被片はほぼ平開する。外花被片にはやや大きめの、内花被片には小さい鋸歯がある。外花被片の基部には黄色と青紫色のスポットが入る。花弁状の雄しべは斜上し、先端が2つに裂け、さらに細長くヒゲ状に裂ける。 |
品種 | 結実しないため実生による変異を起こさず、園芸品種はほとんどない。枝変わりによって生じた斑入り葉の種があるのみ。 |
原産地 | 中国 |
生育 | 古くに中国から渡来して、本州~九州に野生化している。繁殖力が強く栽培は容易。アヤメ科の中では珍しく日陰を好む。日当たり地は不適。 |
利用 | 庭園、生け垣の下草。 |