アヤメ科 |
アヤメ属
イリス属
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名称 | ジャーマンアイリスドイツアヤメ(ドイツ文目、ドイツ綾目、ドイツ菖蒲) |
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英名 | Bearded iris, German iris |
学名 | Iris germanica |
性状 | 多年草/常緑/球根(根茎) |
大きさ | 高さ:60~100cm/葉幅:4~5cm/花径:50~200mm |
形態 | 葉は灰色がかった緑色で、剣形で、根生し、付け根付近で互生して重なる。4~6月頃、花茎を伸ばして、上向きに花を咲かせる。外花被片は垂れ下がり、内花被片は立ち上がる。どちらも縁がフリル状でボリュームがある。外花被片の基部にはブラシのような突起がある。花弁状の雄しべは斜上し、先端が2つに裂け、先端には細かい鋸歯がある。 |
品種 | 膨大な園芸品種がある。花色は大変に豊富で、白、黄、ピンク、茶、赤、紫、黒など。 草丈が70~80cm以上の「トール Tall」、40~70cmの「ボーダー Border」、40~70cmで早咲きの「インターミディエイト Intermediate」、30cm前後の「ドワーフ Dwarf」などに区分される。 花色は、上弁と下弁が同じ色の「セルフ」、上弁と下弁が同系色で下弁の色調が濃い「バイトーン」、上弁と下弁が違う色調の「バイカラー」、淡色の花弁に濃色の縁取りが入る覆輪品種の「プリカータ」、一枚の花弁に2色以上が複雑に混じりあった「ブレンド」などがある。 花形は、ヒゲの先端が小さく突起状に変化して伸びた「ホーン」、花弁の端が細かいフリルになる「レース」、花弁が反転するほど強く波打つ「ラッフル」など。 |
原産地 | 地中海沿岸地方 |
生育 | 日当たりと水はけの良い、乾いた土地に植える。根塊は横に寝かせ、表面が出る程度に浅く植える。酸性土を嫌う。高温多湿にやや弱い。 |
利用 | 花壇植え、鉢植え、切り花。 |