アジサイ科 |
アジサイ属
ハイドランジア属
ヒドランゲア属
|
名称 | アジサイ(紫陽花)テマリバナ(手毬花)
シチヘンゲ(七変化)
ハイドランジア |
---|---|
英名 | Hydrangea |
学名 | Hydrangea macrophylla |
性状 | 低木/冬季落葉 |
大きさ | 高さ:1.5~2m/花序径:10~15cm |
形態 | 樹形は株立ちで、よく分枝して半球形になる。葉は緑色で、先が尖った卵形で、鋸歯があり、葉脈ははっきりと浮き出て、対生する。葉は「ホンアジサイ」では光沢があるが、「セイヨウアジサイ」には光沢がない。6~7月頃、1年枝の先端に複集散花序を作る。花弁のように見えるのは萼で、この4枚の萼の中心に小さい花弁と雄しべがある。これを装飾花(飾り花)といい、装飾花だけで手毬型になっているものを普通「アジサイ」と呼ぶ。両性花がないので、結実はしない。 |
品種 | 「ガクアジサイ」を元に鎌倉時代から日本で育成されている園芸品種群を「アジサイ」、「ホンアジサイ」といい、品種は多数。また、日本の「ガクアジサイ」、「アジサイ」を原種として、ヨーロッパで作出された園芸品種を「セイヨウアジサイ」といい、花はさらに大型で派手。「セイヨウアジサイ」は、さらに日本で改良されている。 |
原産地 | 日本の大平洋岸に自生する「ガクアジサイ」を原種とした園芸品種 |
生育 | 移植が容易で成長が早く萌芽力がある。耐霜性が強く、大気汚染にも強い。紫花の場合、酸性土壌では青く、アルカリ土壌では赤くなる。「セイヨウアジサイ」は土壌のpHの影響での色の変化はおこしにくい。花芽は10月上旬頃からできるので、夏前には剪定しないと、翌年の開花は望めない。 |
利用 | 公園、緑地、庭園、添景樹、切り花、ドライフラワー。 |
名称 | アジサイ(紫陽花)ホンアジサイ(本紫陽花) |
---|---|
学名 | Hydrangea macrophylla f. macrophylla
Hydrangea macrophylla f. hortensia |
解説 | 「ガクアジサイ」を元に鎌倉時代から日本で育成されている園芸品種群。 |
特徴 | 葉に光沢がある。 |
名称 | 西洋紫陽花(せいようあじさい) |
---|---|
解説 | 「アジサイ」を原種として、ヨーロッパで作出された園芸品種。さらに日本でも改良されている。 |
特徴 | 花は大型で派手。葉には光沢がない。 |
名称 | 渦紫陽花(うずあじさい)‘Uzuajisai’おたふく紫陽花(おたふくあじさい) |
---|---|
特徴 | 装飾花の中央部が窪む。花色は青紫か桃色。 |