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最終更新日:2013.3.25
アサ科
 
Humulus(フムルス)
カラハナソウ属
フムルス属
名称

カナムグラ(鉄葎、金葎)

学名
Humulus japonicus
名の由来
「カナムグラ」は、蔓が強靭なことを鉄に例えた。「葎」は草が繁茂して絡み合った様。
性状
一年草/蔓性(巻きつき、棘によるひっかかり)/雌雄異株
大きさ
葉身長:7~15cm/果長:5mm
形態
茎は緑色で、下向きの棘が多数あり、他物に巻き付いてよじ登る。茎、葉柄、葉には堅い毛が密生する。葉は掌状に5~7深裂し、鋸歯があり、長い葉柄があって、対生する。8~10月頃、花が咲く。雄株は、葉脇から円錐状の花序を作り、淡黄色の小花を密生する。雌株は、葉腋から花茎を伸ばし、「ホップ」と同じような鱗片のある苞に包まれた、穂状の花をつける。果実は、レンズ形。11月頃、苞が赤紫色になって熟す。
原産地
日本(北海道~沖縄)、東アジアの暖帯~亜熱帯。
生育
荒地、道端、川端に普通に自生する。
カナムグラ
雄株
千葉県千葉市、河原の土手
2012.9.29
カナムグラ
千葉県千葉市、河原の土手
2012.10.13
カナムグラ
雄花序
千葉県千葉市、河原の土手
2012.9.29
カナムグラ
雄花
千葉県千葉市、河原の土手
2012.9.29
カナムグラ
雌花
千葉県千葉市、河原の土手
2012.10.13
カナムグラ
雌花
千葉県千葉市、河原の土手
2012.10.13
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