アカネ科 |
クチナシ属
ガーデニア属
ガルデニア属
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名称 | コクチナシ(小梔子)ヒメクチナシ(姫梔子) |
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学名 | Gardenia jasminoides var. radicans |
性状 | 小低木/常緑/匍匐性 |
大きさ | 高さ:0.3m/葉長:4~8cm/花径:40~60mm/果径:15mm |
形態 | 枝は横に伸び、這うように広がる。若枝は緑色円柱状になる。光沢がある濃緑の葉は、先が尖った長楕円で、葉質は厚くて堅く、全縁。対生または三輪生する。6~7月頃、葉腋から強い香りのある花が1つ出る。花の基部は筒状で、先が5~7深裂して平開する。花色は最初白で、黄色くなる。晩秋にできる液果は倒卵形で、縦に6つの稜があり、先に萼が宿存する。果実は開裂せず、橙色に熟し、果肉は黄色で、長楕円形の種子が多数入っている。 |
類似 | 葉も花も「クチナシ」よりひと回り小さい。樹形は「クチナシ」のように直立しないで、匍匐する。 |
品種 | 八重咲き種、斑入り葉の品種がある。 |
原産地 | 日本(千葉県以西)、中国南部、台湾、フィリピン、インドシナ |
生育 | 平地の林や日陰に自生。 耐陰性が強い。水切れは厳禁。剪定は花後すぐで、強剪定は避け、伸びすぎた枝を切り戻す程度に。地植え株の移植は難しい。 |
利用 | 庭の下木、根締め、生け垣、公園樹、道路の緑地帯、鉢植え、盆栽。果実は漢方薬の原料として、また、食品や衣料品の染料として利用されてきた。 |