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最終更新日:2010.6.8
アカネ科
 
Galium(ガリウム)
ヤエムグラ属
ガリウム属
名称

ヤエムグラ(八重葎)

英名
False cleavers
学名
Galium spurium var. echinospermon
名の由来
「ヤエムグラ」は、幾重にも折り重なって生えるところから。“ムグラ”というのは繁茂して藪を作る蔓草の総称。
性状
一年草(秋~翌初夏の越年生)/半蔓性
大きさ
高さ:60~90cm/葉長:1~3cm/花径:1.5mm/果径:0.2cm
形態
秋に芽生え、春になると急に背丈が高くなる。茎は軟弱で自立できないが、葉や茎に下向きの小さな刺があり、他物または互いにひっかかって上にのびる。茎は四角く、葉は広線形または狭倒披針形で先端は棘状に尖り、6~8枚を輪生するが、本来の葉は2枚で、他は托葉が変化したもの。 5~6月に葉腋及び枝先に花序を作り、白っぽい黄緑色の目立たない花を咲かせる。花冠は4裂し、雄しべが4本ある。果実は2分果で、表面には鉤状の棘があり、動物の毛などにくっついて散布される。
原産地
日本全土、東アジア、ヨーロッパ、アフリカ
生育
道端や畑、林の縁など、栄養分水分が適度にある場所に自生。
ヤエムグラ
東京都新宿区、戸山公園
2008.3.23
ヤエムグラ
東京都豊島区、土手
2010.4.3
ヤエムグラ
垣根の木に2m程もよじのぼって育ったもの
千葉県習志野市、緑地帯
2010.6.5
ヤエムグラ
東京都新宿区、戸山公園
2008.3.23
ヤエムグラ
東京都豊島区、土手
2010.4.3
ヤエムグラ
果実
千葉県習志野市、緑地帯
2010.6.5
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