アオイ科 |
パンヤノキ属
ケイバ属
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名称 | パンヤノキ(パンヤの木)キワタカポック(木綿カポック)
カポックノキ(カポックの木) |
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英名 | Kapok, Silk cotton tree |
学名 | Ceiba pentandra |
名の由来 | 「カポックノキ」「パンヤノキ」の“カポック”“パンヤ”とは繊維のことで、果実の中に綿状の繊維が入っていることから。 |
性状 | 高木/乾季落葉 |
大きさ | 高さ:60~70m/小葉長:15~20cm/花径:5~6cm/果実長:10~20cm |
形態 | 幹は直立し、枝を幹から水平に出す。若木では幹に円錐形の棘がつき、老木では板根が出る。葉は3~7枚の小葉からなる掌状複葉で、互生する。雨期に葉脇から2~8個の花を咲かせる。花は乳白色の5花弁で雄しべは5個。乾季には葉が落ち、果実が残る。果実は紡錘形の蒴果で、ぶら下がってつく。熟すと開裂し、白い綿毛に包まれた種子が放出される。 |
原産地 | 南アメリカ、中央アフリカの熱帯地域 |
利用 | 材は、合板、カヌー、パルプなどに利用される。果実の中の綿毛は、枕、クッション、救命胴衣の詰め物などに利用される。種子から採れる油は食用にされる。葉や樹皮は民間薬として利用される。 |