TOPへ戻る
最終更新日:2012.6.18
アオイ科
 
Ceiba(ケイバ)
パンヤノキ属
ケイバ属
名称

パンヤノキ(パンヤの木)

キワタカポック(木綿カポック)
カポックノキ(カポックの木)
英名
Kapok, Silk cotton tree
学名
Ceiba pentandra
名の由来
「カポックノキ」「パンヤノキ」の“カポック”“パンヤ”とは繊維のことで、果実の中に綿状の繊維が入っていることから。
性状
高木/乾季落葉
大きさ
高さ:60~70m/小葉長:15~20cm/花径:5~6cm/果実長:10~20cm
形態
幹は直立し、枝を幹から水平に出す。若木では幹に円錐形の棘がつき、老木では板根が出る。葉は3~7枚の小葉からなる掌状複葉で、互生する。雨期に葉脇から2~8個の花を咲かせる。花は乳白色の5花弁で雄しべは5個。乾季には葉が落ち、果実が残る。果実は紡錘形の蒴果で、ぶら下がってつく。熟すと開裂し、白い綿毛に包まれた種子が放出される。
原産地
南アメリカ、中央アフリカの熱帯地域
利用
材は、合板、カヌー、パルプなどに利用される。果実の中の綿毛は、枕、クッション、救命胴衣の詰め物などに利用される。種子から採れる油は食用にされる。葉や樹皮は民間薬として利用される。
TOPへ戻る