アオイ科 |
タチアオイ属
アルセア属
アルケア属
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名称 | タチアオイ(立葵)ホリホック
ハナアオイ(花葵)
カラアオイ(蜀葵) |
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英名 | Hollyhock |
学名 | Alcea rosea
Althaea rosea |
名の由来 | 「タチアオイ」は、花のついた茎が真っ直ぐに高く立つことによる。 「ホリホック Hollyhock=聖なる葵」は、11世紀末から聖なる戦いに遠征した十字軍によって、西ヨーロッパにきたことから。 |
性状 | 二年草(春~翌夏)、多年草、一年草(春~夏、または夏~翌夏の越年性) |
大きさ | 高さ:150~250cm/葉長:25~35cm/花径:100mm/果径:20mm |
形態 | 冬季は地際から葉を叢生させて、ロゼット状で過ごす。4~5月頃から茎を直立させ、穂状の花序をつくる。葉は、5~7裂し、鋸歯があり、長い葉柄があり、互生する。6~8月頃、茎頂の穂状花序と葉腋に、多数の5弁花を咲かせる。雄しべが先に熟し、後に雌しべが伸びて柱頭が出てくる。果実は有毛で、扁球形の分果で、放射状に40個程に分かれる。 |
品種 | 花色は赤、白、桃、紫紅淡黄など多彩。八重咲きもある。 |
原産地 | 種間交雑種。 交配親は 「A. setosa」〔東ヨーロッパ原産〕と、「A. pallida」〔トルコ原産〕。 |
生育 | 陽光と水はけの良い状態を好むが、高温多湿にはやや弱い。繁殖は、実生または株分け。 |
利用 | 庭植え。根は蜀葵根(しょっきこん)という漢方薬の原料となる。 |