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最終更新日:2024.9.1
モクセイ科
 
Osmanthus(オスマントゥス)
モクセイ属
オスマントゥス属
名称

ヒイラギ(柊)

英名
Chinese holly
学名
Osmanthus heterophyllus
Osmanthus ilicifolius
Osmanthus acutus
名の由来
「ヒイラギ」は、ズキズキするほど痛いという意味の古語である“ひいらぐ”に由来。葉縁に鋭い棘があることから。
性状
小高木/常緑/雌雄異株
大きさ
高さ:4~8m/葉身長:4~7cm/花径:5mm/果長:1.2~1.5cm
形態
主幹が立ち、よく分枝する。葉は先が尖った長楕円形で、粗く棘状の鋭い鋸歯があり、対生する。老木になると全縁になる。11月頃、葉腋に白い花を束生させ、芳香のある花を咲かせる。花冠は4深裂し、裂片は反り返る。果実は長球形の核果で、翌6~7月頃に黒紫色に熟す。
品種
棘のないものや、覆輪葉、黄白斑入り葉、矮性種などの園芸品種が多数ある。
原産地
日本(関東~沖縄)、台湾
生育
海岸近くの森林に自生。耐寒性、耐暑性、耐潮性が強い。移植は容易。乾燥にはやや弱い。
利用
庭木、生け垣。節分に、ヒイラギの枝にイワシや小魚の頭を突き棘して門口におき、鬼や厄を追い払う風習があり、庭木として玄関に植えることが多い。材が堅いので印材、櫛材、算盤玉材になる。
ヒイラギ
千葉県千葉市、公園
2021.11.17
ヒイラギ
千葉県千葉市、公園
2021.11.17
ヒイラギ
千葉県千葉市、公園
2021.11.17
ヒイラギ
千葉県習志野市、住宅
2022.11.20
ヒイラギ
東京都中野区、集合住宅
2005.11.27
ヒイラギ
葉が全縁
東京都文京区、小石川植物園
2012.11.13
ヒイラギ
東京都新宿区、ビル
2007.11.24
ヒイラギ
千葉県千葉市、公園
2021.11.17
ヒイラギ
千葉県千葉市、公園
2021.11.17
ヒイラギ
雄花
東京都中野区、集合住宅
2005.11.27
ヒイラギ
両性花
東京都文京区、小石川植物園
2012.11.13

品種

特徴
葉縁に白く斑が入る。
ヒイラギ
千葉県千葉市、花の美術館
2021.11.17
ヒイラギ
千葉県千葉市、花の美術館
2021.11.17
ヒイラギ
千葉県千葉市、花の美術館
2021.11.17
特徴
葉全体に薄黄色の散り斑が入り、新葉が薄黄色。
ヒイラギ
千葉県習志野市、住宅
2022.3.12
ヒイラギ
千葉県習志野市、住宅
2022.3.12
NOTE
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