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最終更新日:2024.7.13
メギ科
 
Epimedium(エピメディウム)
イカリソウ属
エピメディウム属
名称

トキワイカリソウ(常磐錨草)

学名
Epimedium sempervirens
Epimedium grandiflorum subsp. sempervirens
名の由来
「トキワイカリソウ」は、「イカリソウ」の仲間で常緑なので
種小名の「sempervirens」は、“常緑の”の意。
性状
多年草/常緑
大きさ
高さ:30~60cm/(小葉)葉身長:4~6cm/花径:30~40mm/距長:15〜20mm
形態
地際から、細く硬い赤褐色の茎を叢生する。葉は2回3出複葉で、長い柄がある。小葉は光沢があり、先が尾状に尖り、基部は深いハート形で、やや歪み、縁に細かい鋸歯のような毛がある。4~5月頃、長い花柄を出し総状花序を作り、下向きに花を咲かせる。萼片は4枚づつ2重につき、外側の4枚は開花すると落下し、内側の4枚は大きく花弁のように見える。4枚の花弁には長い距があり、横〜やや前方に伸びる。花弁と内側の萼片は紅紫色〜白色。
類似
イカリソウ」は、冬季休眠。小葉の基部が浅いハート形になる。葉に光沢が無い。
「トキワイカリソウ」は、常緑。小葉の基部が深いハート形になる。葉に光沢がある。
原産地
日本(本州(北陸、山陰の日本海側))
生育
多雪地の山野の樹林などに自生する。
利用
庭植え、鉢植え。全草が薬用になる。
トキワイカリソウ
茨城県つくば市、筑波実験植物園
2021.4.6 
トキワイカリソウ
茨城県つくば市、筑波実験植物園
2021.4.6
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